動物を好きになる

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シマフクロウの標識調査

今回はネットニュースからの話題でシマフクロウの標識調査についてです。

 

以前も書いたと思いますが、シマフクロウは絶滅が危惧されており国内で保護活動が約30年前から行われています。最新の調査では道東などを中心に165羽生息しているとされていますが、野生動物の個体数を正確に調べることはほぼ不可能に近いので、もしかしたらこの数よりも少ない場合もあります。

 

今回の調査は毎年行われている調査で新しく誕生したヒナに標識を付けたり、性別などを調べたり、過去に標識を付けた個体がどれくらい成長しているかなどの調査になると思います。去年はちなみに19巣で21羽のヒナに標識を付けていたみたいです。そのヒナたちがみな無事に健康であってほしいですね。

個体数を調べていく調査は何年間に一度行われるので、個体数の調査はもうちょっと先の話になると思います。

北海道出身の自分としては、保護活動がうまくいって個体数が増えてくれたらうれしいですね。

ちなみにシマフクロウアイヌ語の意味には「村を領有する神」という意味があるらしいです。RPGのゲームでなんか出てきそうですね。