動物を好きになる

生物関係を学んでいる大学生が動物についてのことを紹介していきます!

久しぶりの…

 今日は約9年ぶりに札幌市にある円山動物園に行ってきました。最近あまりいいニュースを聞かない円山動物園ですが、先月ホッキョクグマ館が新しくなったりしたので、それを含めていろいろ見てきました。

 

最近続いていた飼育動物の死

 円山動物園では少し前から展示方法によるミスなどから動物の死が続いていました。動物園ではメジャーなキリンやシマウマなどが死んでしまって、何も飼育されていない檻が目立ってはいました。生き物なのでたまたまそれぞれの動物の寿命が重なってしまう可能性もあるので、すべて動物園が悪いわけではありませんが、動物園展示は動物にとって自然界には無いストレスがかかっているのは確かでしょう。

 今は展示や飼育方法の改善をしているらしいのでこれからに期待したいです。

 

保全活動もやっています

 動物園は基本的に保全活動も行っていかなくてはいけないことになっています。なので円山動物園保全活動を行っています。その一つが猛禽類の野生復帰です。円山動物園の敷地内(普通は非公開だが、申し込めば見学ができる。)に専用のケージがあり、オオワシなどの野生復帰が行われています。一般に展示されているオオワシの中にも保護された個体がいるはずです。

 

新しくなったホッキョクグマ

 今回のメインはこのホッキョクグマ館ですね。以前の展示スペースよりも広くなっていると思いますし、クマにとってより快適な場所になっていると思います。また、お客さんにとってもクマが見やすくかつ迫力のある展示方法なので、来園してくれる人は増えるのではないかと思います。

 また、円山動物園ホッキョクグマの繁殖の拠点にしようとしているので、ぜひ足を運んでみてください。

 余談ですが、今秋にはゾウ舎が完成し、アジアゾウが導入される予定なので自分も見に行こうと思います。

 

円山動物園のこれから

 これらはあくまで個人的な意見ですが、ホッキョクグマ館が新しくなったものの、動物園自体に目新しさはなかったのかなと思います。円山動物園は爬虫類や両生類の繁殖をいろいろとやっているみたいなので、そっち方面に力をいれた展示をやってみるのも面白いのかなと思います。正直、道外から来る人は円山動物園より旭山動物園に行きたいと思うと思います。なので、旭山動物園とは全然違った方向性の動物園にすれば来園者数ももしかしたら増えると思います。

 しかし、今はいろんな動物の死があったので、来園者数よりも動物の安全性などをメインに考えているらしいですね。

 また、日本の動物園全体で見ても今は動物福祉(アニマルウェルフェア)の方を中心に考えている所が多いみたいですね。

 

 今回はこれで以上です。撮った写真はまた後日紹介出来たらいいですが、iphoneなので一眼レフのようなきれいな写真ではなく、撮るの上手くないのでご了承ください。