動物を好きになる

生物関係を学んでいる大学生が動物についてのことを紹介していきます!

動物に関わる仕事

 将来、動物に関わる仕事をしたいと思っている人は多いと思う。その人達に言いたいのは、動物に関わる仕事についてもっと詳しく調べてほしい。脅したいわけではないが、動物に関わる仕事は大変だし、言い方はちょっと悪いが動物に多くのお金をかける人なんて限られてくるので、大変な割にはお給料が少なかったりする。俗に言う、”ブラック”というやつかもしれない。しかし、動物に関わる仕事をしている人たちはみな動物が好きで、仕事自体も好きでやっているのでそれほど苦とは思っていないのかもしれません。

 では、動物に関わる仕事について少し紹介していきます。

 

動物園・水族館の飼育員

 定番の一つに飼育員が思い浮かぶのではないでしょうか。しかし、実際動物園の飼育員についてきちんと知っている人は少ないでしょう。(自分もすべてを理解できているわけではないですが…)

 まず動物園などには市などの自治体が運営している所があり、そういったところの飼育員は基本的に公務員となります。この場合公務員試験などを受けなくてはなりません。また合格しても希望の動物の飼育員になれるとも限りません。動物園の飼育員は狭き門なのです。

 

獣医師

 飼育員と同様になりたいと思っている人が多いのが、獣医師だと思います。獣医師になるには、国家資格が必要です。しかし、獣医師といっても、様々な種類の獣医師がいます。例えば、動物病院で働く獣医師、動物園・水族館で働く獣医師、産業動物を診察する獣医師、大学で勤務する獣医師、野生動物を診察する獣医師などなど多くの職種があります。中学生・高校生くらいになったらこういったことを自分で調べておかなくてはいけません。

 獣医師になるには大変なことが多いですが、動物とかかわる仕事の中で一番動物に近く、選択肢が多い職業だと思います。

 

トリマー

 トリマーは国家資格は必要ありませんが、様々な技術を身に付けなくてはなりません。専門学校などに通うのが一番の近道なのかなと思います。国家資格は必要ありませんが、民間の資格があるので、そういった資格をもっていた方が働くうえで有利になるでしょう。(資格がないと働けないわけではない)

 また、飼い主さんとのコミュニケーションも必要になってくる職業だと思います。

 

酪農家

 これも立派な動物と関わる仕事です。酪農家の方たちのおかげでおいしい牛乳を飲んだりできているのです。よくテレビで若い年代の人の働き手が不足しているなどのニュースを見たりしますね。そのため自治体では、新規就農者の支援を手厚くするなどの対策をしています。

 この職業が人手不足になるのは、若い人達がこういったことを経験する機会が少ないのが原因の一つだと思います。若い人が農業などに関わる機会が多くなればいいなと思います。

 

 動物に関わる仕事は他にも、動物看護士や動物カフェ、ペットショップなど他にもいろいろあると思います。中学生のうちから何か一つに絞る必要はないと思いますが、どんな職業があるのかは、調べるようにしましょう。